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【感想】天気の子観ました【ネタバレあり】

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どうもー、ショウです!

実は10年くらい趣味で「なんか物語書きたいなー」と思って学んできたので、

その知識をひっぱり起こしながらの視点で今回は語っていきたいと思います。

 

ではさっそく感想書いていきます!

個人的な見解を多く含んでます。というより個人的な見解100%です。

 

 

※ネタバレありますので、まだ観てない方は注意してください

 

 

感想

 

まず、第一に映像が綺麗!

映画館で観てよかった!と感じました。

特に花火大会の日の夕焼けのシーンは圧巻ですよね。

 

物語の内容は個人的には好きでした!

新海監督が「賛否分かれるかも」ということだったので

どんなものになるのかと思って逆にワクワクしてましたが、

個人的には物語の締めくくり方がいいなと思いました!

 

「青臭さ」を楽しんでほしい

 

今回の映画『天気の子』ですが

個人的に率直に思ったのは「青臭さ」を楽しむ映画かなと思いました。

主人公の帆高の考えが実に「青臭い」。

 

だからいかに帆高の考えとシンクロできるか?によって評価が変わると思います。

結局ありえないことを信じ続けた帆高だからこそ、後半陽菜のもとにたどり着けた。

という構成になってるのでこの「青臭さ」をぜひ楽しんでいただければと思います。

 

ただ感情移入はわりとしやすいようになってると思います。

そもそも帆高は陽菜がありえないこと「天気を晴れにできる」ということを知っているので、だから信じることができた。それは見ている観客も知っているわけですからね。

帆高寄りになるように作られてると思います。

 

須賀さんのフォロー

 

後半、屋上の社にたどり着くことが目的で帆高は警察に追われまくりますが、

最後の砦として、それを止めようとする須賀さんがいい味を出してますね。

 

須賀さんは別に敵になったとかじゃないです。

そう見えるようなシーンだったので、そう感じてしまう人もいるのではないかと思ってフォローします。

現にあそこで須賀さんが止めなかったら、帆高は警察に捕まることなく行けたわけですからね。モヤッとポイントかもしれませんが絶対に必要な場面だったかなと。(そもそも、この時間稼ぎがないと熱いシーンがなかったのも事実)

 

普通の大人なら警察に戻ったほうがいいと判断します。

だから須賀さんが考える帆高にとってのいいこととして「帆高を止める」という役回りをする。

ただこれって結局、須賀さんが考えるいいことであって帆高にとってのいいことではない。

だから大人の考えを押し付ける。暴力をふるってでも止めようとする。

だから帆高も拳銃を使うしかない。話を聞いてもらうために。

 

この作品では終始『子供の無力感』が出てますよね。

大人はなんでもかんでも、あーだこーだ言ってくる。

力を使ってでも自分の考えを認めさせようとしてくる。

だから対等になるために、話を聞いてもらうために、ヒエラルキーを対等にするために

子供は武器を使うしかなくなってしまう。

 

が、もうちょっとここはどうにかできたポイントかもしれませんね。

例えば、須賀さんが帆高を助ける直前に一瞬「本当に陽菜が天気の子かもしれない。帆高は本当に助けたいと思っている」と感じるシーンを挟むと須賀さんのその後の心変わりがより分かりやすかったのではないかと思いました。

現に須賀さんは陽菜に「子供と遊ぶ日」を晴れにしてもらってるわけですからね。

そのシーンを活かすのもアリだったのではと。

 

ただこのあとは熱い展開なので、そこは見所でしたね!

グッときたシーンでした!

 

次のポイントはたぶん理解してもらえないかもしれませんが、

そのあとの陽菜が空中からおちてる最中で帆高にされてる手錠を使うかもしれないと思いました。

そうすれば「物理的に」離れることはなくなりますからね。

が、あえてそれを使わず、道具に頼らず「二人の力だけで手をつなぎ続ける」というのはいいなと感じました。

 

以上が各シーンについてのざっとした感想です!

 

良かったなと思ったポイント

  • ヒロイン陽菜の真実
  • 物語の締めくくり方

この2点について語ります。

 

ヒロイン陽菜の真実

 

実は年下だった!

これはいいですね!(ロリコンって意味じゃないですよ)

 

なぜいいと思ったのか?

「お姉さん(年上)ぶってるけど、実は年下の女の子が頑張ってた!」

っていうギャップですね。これに尽きます。

 

「なるほど、年齢を隠すのはこういう使い方もあるのか」と思いました。

最初に陽菜がバイトをクビになった原因について語らないのはそういうことか!

という納得のポイントですね。

あとチンピラスカウトマン木村の「未成年だなんて知らなかった」も気づかせるための伏線になってましたね。

あのシーンも、あのシーンも「年上の女の子が引っ張っていってくれてる」と思いきや

「年下の女の子が頑張って引っ張っていってくれてた」と思うともう好きになっちゃいますよね。

まあ、何が言いたいかって言うと「ギャップ最高!」ってことです。

 

物語の締めくくり方

はい、東京が沈没します。一部ですが。

この部分が「最高ハッピーエンド」ってわけじゃないから

新海監督が賛否分かれるかもと思ったところだと思います。

が、個人的にはここはすごく良いと思ってます。

というより、ここで「東京は沈没しません。陽菜は助かります」だと逆に拍子抜けしてしまいませんか?

今までの物語はなんだったんだ!?ってなりますよね?

 

今回は「世界を取るために一人を犠牲にするか、一人のために世界を犠牲にするか」という構成になってます。

今回の作品はこのどっちかしか選択できない。

そして「世界がどうなってもいいから陽菜を助ける」という選択をとります。

なら、世界が最後に壊れるのは当然のこと。

 

だけど、なんとなく物語をいい感じに終わらせたくて「どっちを取るか」っていう構成だったのに結局どっちも助かってしまう安直な「最高ハッピーエンド」に走る作品があるのも事実。

 

そんななかで、代償として「東京を沈める」をやってのけたのは良いなと思いました。

だけど、これを受け入れられない人もいるから評価として「微妙だった」と感じる人もいる。

それを見越したうえで新海監督はこの終わり方にした。

そういうことです。

 

以上です!

 

ストーリーの構成的には「君の名は。」のほうが上手いですし、万人受けする「最高ハッピーエンド!」です。

ですが、「天気の子」も構成とテーマを意識して観るとなかなか良い出来なんですよ!

 

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